のげ町歯科室_診療所通信 2022.06/15号 お口の健康診断

  • お口の健康診断私たちは病気の早期発見を目的として、毎年職場や自治体で健康診断や人間ドックを行っています。
    このような身体の定期健診を歯科にも置き換え、生涯を通じた歯科健診(国民皆歯科健診)の実現に向けて、政府が検討を始める方針が明らかになりました。

    厚生労働省によると、過去1年間に歯科検診を受けた人はおよそ5割と、むし歯や歯周病などの口腔疾患への意識はまだまだ高いとは言えません。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.06/01号 現代のうつ病

  • 現代のうつ病正式な医学用語ではありませんが、ちょうど今ごろの時期に起こりやすといわれる『五月病』。
    多くの人が聞いたことがあると思います。

    4月に新年度がスタートし、学校や職場など慣れない環境で気づかないうちに無理をしてしまっていませんか?
    環境にうまく適用できなかったり、嫌なことがあって気分が落ち込み、何もやる気がしない・・・誰もがそんな経験をしたことがあると思います。
    でもそれが解決したり、時間がたてば落ち込んだ気分も自然と消えていき、生活に支障をきたすようなことはありません。
    しかし気分の落ち込みが非常に長く続き、日常生活や社会生活に支障をきたすようであれば、うつ病に罹っているということになります。

    うつ病は医学的には『気分障害』と呼ばれ、気分の落ち込みや意欲の減退などの抑うつを代表的な症状とするさまざまな病気の総称です。
    コロナ前に比べ、2020年うつ病患者は2倍以上に増加しているのだそうです。
    ※経済協力開発機構(OECD):メンタルヘルスに関する国際調査

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.05/15号 口腔崩壊

  • 口腔崩壊毎年6/4からの一週間は「歯と口の健康週間」です。令和4年度の標語は『いただきます 人生100年 歯と共に』です。
    100歳人生を健康に過ごしていくために、この機会にご自身やご家族のお口の健康状態を今一度見直してみましょう。今号ではここ数年ニュースやネット、健康情報番組などでも話題になっている「口腔崩壊」を取り上げます。

    全国24の保険医協会が2012~2018年に小・中・高・特別支援学校を対象に行った調査について、全国保険医団体連合会が2019年に「学校歯科治療調査」と題し集計結果を報告しました。
    とくに子どもの口腔崩壊が深刻化しているとして注目を集めています。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.05/01号 「イボ」ありますか?

  • 「イボ」ありますか?ひとくくりに「イボ」といっても種類は多種多様です。顔や手足だけでなく頭皮や背中にできるものや、ほくろやニキビなどのできものとの区別が紛らわしいものもあります。
    身体の部位のどこかにそれらしいものがある、子どものころ手足によくできていた、年齢を重ねるうちに黒っぽいポツポツイボが増えてきたなど、多くの人が「イボ」の症状を経験しているのではないでしょうか。

    肌の露出も増えてくるこの時期、首や腕回りにポツポツが増えてきて気になる、なんて人も少なくないのでは?
    今号では、気になる良性の「イボ」についてご紹介します。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.04/15号 歯周病

  • 歯周病歯を失う原因No.1といわれる歯周病は、口腔内に棲みつく細菌による感染症です。かつては「歯槽膿漏」と呼ばれていました。
    歯周病菌が繁殖して歯肉に炎症が起こり、腫れたり出血したりして、徐々に歯の土台である歯槽骨を溶かし、最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。

    日本人の成人のおよそ8割が歯周病に罹っているといわれています。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.04/01号 春の不調

  • 春の不調季節の変わり目のこの時期は、1年のうちで寒暖差が最も大きく、気圧の変動も大きな季節です。
    また、新年度を迎え、入学や就職・転職や異動、それに伴って引っ越しなどで新生活が始まったりと、環境が大きく変化する季節でもあります。

    変化が多いこの時期は、いつの間にかストレスをため込んでしまい、心身に不調をきたすことが多いようです。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.03/15号 オーラルフレイル

  • オーラルフレイル多くの人の一生は《健康→虚弱→要介護→終末期》という流れをたどりますが、この過程の「虚弱」を「フレイル」と呼びます。
    あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、英語の「Frailty(弱さ、もろさ、はかなさ)」を語源としています。
    同じく英語の「Oral(口腔の)」と組み合わせて、口の三大機能「噛む」「飲み込む(嚥下)」「しゃべる」などの口腔機能が衰えることを「オーラルフレイル」と呼んでいます。

    オーラルフレイルは高齢者のみならず、十分な咀嚼をしなかったり、バランスの悪い食事によっては、若いうちから始まります。
    フレイルには進行の程度によって段階があり、オーラルフレイルは、心身全体のフレイルの初期に現れ、最初は小さな変化のため見逃しやすいのですが、早目に気付き適切な対応をとることで改善が期待できます。

    オーラルフレイルと全体的なフレイルは相互に密接な関係があり、症状に気付いたら放置しないことが大切です。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.03/01号 口腔アレルギー症候群

  • 口腔アレルギー症候群特定の食材による口腔内の反応を「口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome;OAS) 」と呼びます。
    食物アレルギーの一種で、特定の食物に含まれるアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)が、口の中の粘膜に触れて起こるアレルギー反応です。花粉症と関連があり、その他には、気管支喘息の既往のある方、即時型食物アレルギーの既往がある方、薬剤アレルギーの方、ラテックスアレルギーの方も発症する可能性があります。
    既往のアレルギーが重症化するにつれ、ある日突然、口腔アレルギー症候群を発症します。
    主な原因食品は、果物、野菜や豆類で、幼児期~大人まで幅広く見られます。

    特に花粉が飛ぶ時期に症状が出たり悪化したりします。
    春の花粉飛散のピークを迎え、今回は特に、花粉症と口腔アレルギー症候群の関係性に着目してみましょう。

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.02/15号 TCH(歯列接触癖)

  • TCH(歯列接触癖)スマートフォンやパソコンに夢中になっていると、無意識に歯が噛み合っていることはありませんか? 
    また、何らかのストレスを感じているときも、あごの筋肉が緊張して無意識に噛みしめてしまうことがあります。
    ギュッと強く噛みしめているわけではなくても、長時間歯と歯が接触していることによって、知らず知らずのうちに、あごの関節やそれを支える筋肉の緊張・過負担によってさまざまな症状が引き起こされてきます。

    知覚過敏の症状がある、食事中にあごがカクカク鳴る、口が大きく開かない、あごが痛むなどの症状はありませんか?

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のげ町歯科室_診療所通信 2022.02/01号 コーヒーの効果

  • コーヒーの効果『嗜好品』として日常的に人々に好まれているコーヒー。嗅覚を刺激するその香りや、味覚を刺激する酸味や苦み、特別なこだわりをもって愛飲している人も多いのではないでしょうか。
    コーヒーは疫学調査論文も多数発表されていて、他の嗜好品飲料であるお茶やワインなどとともに健康へのさまざまな効果も報告されています。

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